拡張と集中(その1)
技術の進歩という言い方をする。
時には、進化ともいうことがある。
私も、これらを使う。
使い(書き)ながら、ここで、進歩と使っていいのかと考えてしまうことはある。
技術は進歩しているように見える。
見えるだけでなく、確実に進歩しているのはわかっている。
それでもことオーディオに関しては、
こと音に関しては、本当に進歩しているのか判断が微妙なところがあるのもまた事実である。
となると安易に進歩といっていいのだろうかと思うし、
他の表現があるようにも思えてくる。
けれどぴったりとくる言葉を思いつかず、少し安易に進歩という言葉を使ってしまうことがある。
いったい、そういうときに、どういうことばを持ってくれば、
違和感を感じることなく、自分の安易さに気づきながら、それをごまかすことなく書けるのだろうか。