ユニバーサルウーファー考(その2・余談)
腰の負担という視点で椅子をみれば、坐り心地よりも立ち上がるときのことが重要になってくる。
オーディオほど、椅子に坐ったり立ち上がったりする回数が多い趣味はないと思う。
真剣に音を調整する時に、短時間の間になんども、この行為をくり返す。
ぎっくり腰の経験のない人、腰に不安のまったくない人はわからないかもしれないが、
坐り心地が良い椅子でも、立ち上がるときの腰の負担が意外に大きいものがある。
腰を痛めているときは、よけいにそのことに敏感になるし、気を使う。
腰への負担がなくスッと自然に立ち上がれる椅子は、意外に少ない。