2021年ショウ雑感(その20)
11月のインターナショナルオーディオショウの開催まで三ヵ月を切った。
いまのところ中止の発表はないから、やるのだろう。
それでも、ほんとうにやるの? と思っている。
やるにしても、どこまで徹底してやる(やれる)のか。
来場者は事前予約のみ、ということだけは発表になっている。
この事前予約も、二回のワクチン接種ずみの人だけという制約をつけるのか。
検温もやるはずだが、マスクの種類も受付でチェックするのだろうか。
それ以上に、実際にどうやる(対処する)のだろうか、と思うのは、
各ブースの入場者の制限である。
基本的には各ブースの出展社がやるのだろうが、
それだけでうまくいくとは到底思えない。
ブースによって混んでいるところ、そうでないところ、空いているところがあり、
混んでいるブースにしても時間帯(イベント次第)で空いていることもある。
それにブースへの入場者を徹底して制限したとしたら、
廊下に人が溢れることになるのではないか。
それでいいのか。
結局は主催者である日本インターナショナルオーディオ協議会が主になって、
ブースに入れなかった人たちに対処しなければならなくなるように思える。
日本インターナショナルオーディオ協議会のスタッフと各ブースのスタッフ、
その連携がどれだけ密にとれて、柔軟に対処していかなければ、
会場内のどこか(一箇所とはかぎらない)に密なところができるはずだ。
そうなったら、
各フロアを結ぶ、あの長いスロープに間隔を空けて入場者を並ばせる(待機させる)のか。
出たとこ勝負になってしまうのだろうか。
それとも絶対にそうならない程度に入場者数を制限してしまうのか。