2022年ショウ雑感(その2)
オーディオフェスタ・イン・ナゴヤだけでなく、ヘッドフォン祭も中止になった。
それだけでなく、ラジオ技術のツイートに、
2月発売の3月号が休刊になり、3月発売の4月号との合併号になる、とあった。
「2020年ショウ雑感(その12)」で触れているように、
ラジオ技術は2020年にも、7月号が6月号との合併号として発売になったことがある。
もちろん新型コロナの影響のせいである。
ラジオ技術は終ってほしくないオーディオ雑誌である。
けれど規模の小さな出版社で、編集部に若い人が入ってこないのであれば、
編集者は高齢化していくばかりになる。
そうなっていくと、コロナ禍ではそれゆえの弱さが生じてしまう。
今回のようなことはラジオ技術だけのことだよ、と笑う人がいてもおかしくない。
五年後、十年後……、ほんとうに笑っていられるのだろうか。