スーパーウーファーについて(その1)
最近ではデジタルディレイのおかげで、
スーパー(サブ)ウーファーをメインスピーカーよりもかなり前に出している例を見かける。
これでも良さそうな感じだが、実際に聴くと、よろしくない。
耳だけで聴いている低音ならば、それでも良しだろうが、
体感する低音となると、あきらかに違和感を感じる。
どんなにデジタルディレイで時間差を調整したとしても、
メインスピーカーとスーパーウーファーの距離差が大きいと、
スーパーウーファーがかなり手前にある場合、
すぐ近くで鳴っていると体が感じてしまう。
体感する低音となると、左右チャンネル共通のスーパーウーファーならば、センターに置くしかない。
仮想音源と実音源をよく理解したい。