あったもの、なくなったもの(その3)
昨年後半から、岩崎先生の文章の入力を中心にあれこれ作業している。
facebookの「オーディオ彷徨」でそれらは公開しているし、試聴風景の写真もスキャンしては公開している。
写真に関しては紙質のあまりよくないページからスキャンだし、
写真自体も小さな扱いのことが多いから、画質はよくないものが多い。
それでもある程度数がまとまってきたのを、岩崎先生の文章とあわせて眺めていると、
オーディオ雑誌にあの時代にあったもの、いまの時代になくなったもののひとつが、私の中でははっきりしてきた。
(なくなった、は少し言葉が過ぎる気もするが、もうほぼなくなりつつある……)
はっきりしてきた「目」で、いまのオーディオ雑誌はそっちの方向へつき進むように見えてしまう。
この方向性は、これからも変ることなく、ますますそっちの方向へと行くのであろう。