「理由」(その1)
オーディオへ関心をもつきっかけについて、友人・知人にきいてみると、
やはり、家族の誰かがオーディオを趣味としていた、とか、
知人・親戚などのお宅で、目覚めるきっかけとなる音をきいてから、と、
とにかく、「音」にふれたことだと、みな言う。
あらためて聞くまでもなく、やっぱりそうなんだろうなぁ、と思いながら、
同時に、そういう体験なしにオーディオに関心をもちのめり込んできた私のような例は、
珍しいのか、と、ここでもあらためて思う。
なのに、なぜここまでオーディオにのめり込み、一時期、オーディオを仕事とし、
そのあとも、こうやってオーディオについて、あれこれ書いている理由について、
それほどふかく考え込んだわけではないが、理由といえば、これだ、といえるものがある。