Date: 4月 2nd, 2012
Cate: 言葉
Tags:

引用する行為について

昨夜のブログで引用した岩崎先生の文章。
この文章だけでなく、ほかにもいくつか、これまで引用してきた文章には、
一回だけでなく岩崎先生の文章のようにくり返して引用している。

同じ文章の引用だから、コピー&ペーストすれば楽だし、
もっと楽な方法としてはドラッグしてくるだけでもできる。
でも、昨夜もそうだけど、毎回キーボードのキーを叩いて入力している。

昨夜も引用した岩崎先生の文章は、2行ほどだから入力にそれほど時間を必要とするわけでもないというものの、
それでもドラッグしてくるだけのほうが圧倒的に速いし、手間もかからない。
にもかかわらず毎回毎回入力していくのは、
書き写すという行為が、どこかしら心地よいところがあるから、
引用のたびに毎回入力していっている。

そして、人は大事なことから忘れていく。
私だって、そうだ。オーディオの大事なこと、音楽の大事なことを忘れないためにも、
つまりは自分のために引用しているというところがあるからこそ、キーを叩いていく。

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