岩崎千明氏のこと(その6)
レコパルの「岩崎千明のサウンド・ワールド」は扉をふくめて5ページの記事。
岩崎先生が愛用されていたJBLのパラゴン、ハーツフィールド、L71ベロナ、ハークネス、SG520にSE401、
エレクトロボイスのパトリシアンIVとエアリーズ、アルテック620A、ARのAR2、QUADのESL、
アンプではマランツの#7、#2、#16が、
プレーヤー関係は、トーレンスのTD124/II、デュアルの1009、オルトフォンのSPU-AとSPU-G/E、
EMTのTSD15(変換アダプターがついている)、デッカのMark IIらが、載っている。
それぞれにコメントがついている。長くはない文章だが、ポイントを的確におさえてあり、
得られる情報は、なかなか貴重だ。
おそらく、このコメントを書かれたのは沼田さんだろう。
レコパルの仕事を、フリーの編集者/ライターとしてやっておられた。
沼田さんは、一時期、岩崎先生の追っかけみたいなこともやられていたときいている。
また中野で岩崎先生がやられていたジャズオーディオというジャズ喫茶にも入り浸っておられたようだ。
1960年代の後半ごろの話だ。