AKG K1000がやって来る(その1)
AKGのK1000のことは、何度か書いてきている。
K1000が登場したころ、私は無職だった。欲しいと思いながらも、当時の価格は170,000円。
無理をしても出せない金額だった。
その後、二回価格改定があって、最終的には120,000円だったと記憶している。このころになると、家電量販店では90,000円ほどで売られているのを見かけたことがある。
それでも買えなかった時期が、私にはあった。
K1000、いいなぁ、もいつしか薄れていくものだと思っていたが、そうではなかった。
2017年のヘッドフォン祭だったか、どこかのブースが自社製品のデモ用ヘッドフォンとしてK1000を聴けるようにしていた。
K1000だ、聴きたい、と思ったから、あえて聴かなかった。ここで聴いてしまうと、欲しいという気持を抑えられなくなる気がしたからだ。
それからもK1000のことは気にかけていた。ヘッドフォンの中古を扱う店で、二回見たことがある。買ってしまおうか、と数日悩んだら、すでに誰かの手に渡っていた。
ヤフオク!にも、こまめにチェックしているわけではないが、時々出品されているのは、もちろん知っている。製造中止になってからでも、けっこうな月日が経っている。
程度が良くなさそうなK1000はパスしたい。
これまで、どうしても手に入れたいというK1000の出品は、私がチェックした範囲ではなかった。
二週間ほど前だったか、facebookに、ある録音風景の写真がアップされていた。数人ほどの演奏者は、みなK1000をかけていた。
この写真が、やっぱりK1000しかない、と思わせた。
ヤフオク!よりもeBayの方がK1000はよく出ている。K1000はあるかなぁ、と軽い気持で検索したら、やっぱりあった。
一つ、かなりコンディションがいいのがある。説明文を読むと、相当に良さそうではある。
イギリスからの出品で、本体1,500ポンド、これに送料と輸入手数料がかかり、トータルで約37万円になる。
買えない金額ではないが、もう少しポンド安にならないものか、と様子を見よう、それからヤフオク!も、またチェックしてみようと思った。