audio wednesday (next decade) – 第四夜・選曲について
4月の第三夜では、アポジー Duetta Signatureで、
菅野先生の録音“THE DIALOGUE”をかけた。
audio wednesdayではTIDALのおかげで、
さまざまな曲をかけることができる。
会の最後には、カザルスの無伴奏チェロ組曲をかけることだけは決めていても、
それ以外の曲に関しては、その日の音次第というところが強い。
それでも一曲は前回でかけた曲を鳴らすようにはしている。
音の違い、それもスピーカーのによってどう変っていくのかを感じてもらいたいからだ。
5月1日の会では、“THE DIALOGUE”を、その一曲としてかける。
別項「2017年の最後に」で、こんなことを書いている。
ジャズ喫茶という場での「THE DIALOGUE」、
特にこの組合せでの音は、かかってこい、という気持のあらわれでもある。
誰に対しての「かかってこい」かというと、聴いている人たちに対して、である。
このころ、喫茶茶会記ではアルテックを中心としたシステムだった。
今回はJBLのユニットを中心としたシステム。
だから、ここでは「かかってこい」という気持があらわれるかもしれない。