戻っていく感覚(「風見鶏の示す道を」その20)
黒田先生の「風見鶏の示す道を」は、不思議とずっと印象深く残っている。
そして、なにかあるごとに思い出す。
「風見鶏の示す道を」に登場する乗客は、目的地を駅員に尋ねる。
彼が持っているのはレコードだけ。
そのレコードだけが行き先を告げている。
いま思うのは、そのレコードの中の一枚は、
その人にとっての故郷ともいうべき一枚だということ。
そういう一枚があるからこそ、レコードが告げるところに旅することができる。
黒田先生の「風見鶏の示す道を」は、不思議とずっと印象深く残っている。
そして、なにかあるごとに思い出す。
「風見鶏の示す道を」に登場する乗客は、目的地を駅員に尋ねる。
彼が持っているのはレコードだけ。
そのレコードだけが行き先を告げている。
いま思うのは、そのレコードの中の一枚は、
その人にとっての故郷ともいうべき一枚だということ。
そういう一枚があるからこそ、レコードが告げるところに旅することができる。
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