ベートーヴェンの「第九」(20世紀の場合と21世紀の場合・初演200年)
二年前の春、オクサーナ・リーニフについて少しだけ書いている。
いまのところ、オクサーナ・リーニフ指揮のベートーヴェンの第九は聴けそうにない。
一日でも早く聴ける日(つまり彼女が指揮する日)が訪れることを祈っている。
今日、TIDALで新しく配信されることになった第九がある。
Keri-Lynn- Wlson指揮Ukrainian Freedom Orchestraによる第九である。
ケリ=リン・ウィルソン、ウクライナ・フリーダム・オーケストラについては、
彼女本人のサイトを読んでほしい。
この第九は、ドイツ語による歌唱ではなくウクライナ語によるものだ。
このことについても、彼女のサイトに載っている。
今年は第九の初演から200年である。
いくつもの第九の録音が登場することだろう。