AAとGGに通底するもの(今回の来日でわかったこと)
アリス・アデールが来日した。
東京での二公演、名古屋での一公演だった。
今回の来日の招聘元の方のブログを読んでわかったことは、
アリス・アデールは本国フランスでもめったに公演を行わない人ということ。
録音が活動の中心ということだ。
コンサートをドロップアウトしているわけではないが、
確かにアリス・アデールの公演情報は目にしたことがなかった。
十数年前のバッハの「フーガの技法」はライヴ録音だったのだが、
これは珍しいことだったわけだ。
そして帰国後、録音の予定がある、とのこと。
何なのかは明らかになっていないが、
もしかするとバッハではないか、と期待している。
初日のアンコールでのゴールドベルグ変奏曲が、いまも耳に残っているからだ。