Date: 2月 16th, 2024
Cate: 音楽性
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「音楽性」とは(映画性というだろうか・その16)

その15)に関連することで思い出すのは、スタートレックの映画である。
2009年からのリブートのスタートレックではなく、
1979年の「スタートレック」から続く映画のことだ。

四作目の「スタートレックIV 故郷への長い道」の監督は、
スポック役のレナード・ニモイだった。
五作目の「スタートレックV 新たなる未知へ」の監督は、
カーク役のウィリアム・シャトナーだった。

「スタートレックIV 故郷への長い道」はいい映画だった。
最後のシーンに、スタートレックのファンならば、うるっとくるものがあったはずだ。
「スタートレックV 新たなる未知へ」、だから期待していた。

がっかりしたことだけ憶えている。
当時は、四作目と五作目の違いについて、あれこれ考えることは特にしなかったが、
このテーマで書いていて、四作目は確かに映画だった。

五作目は映画だっただろうか。
テレビドラマの枠にとらわれてしまっていたのではないだろうか。
それゆえ映画館のスクリーンで観ていて、つらいと感じたものだった。

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