「音楽性」とは(映画性というだろうか・その15)
映画「シン・仮面ライダー」が、春に公開になった。
公開されてすぐに観に行った。
そしてPrime Videoでも公開終了後、数ヵ月で公開になった。
映画館の大きなスクリーンで観て、微妙な印象を持った。
それでもPrime Videoで公開されてすぐに見た。
ホームシアターを趣味としていないから、iPadの小さな画面で見た。
私がいちばん微妙に感じたのは、クライマックスといえるシーンだ。
仮面ライダー0号との対決シーンなのだが、
ここが映画館で観ていると、なんとももたついてお遊戯のようにも感じてしまった。
iPadだと、そうは感じなかった。
意外にいいかも、そんなふうにも感じたりした。
もし三回目、大スクリーンで観たとしたら、最初の印象のように、
なんだよー、となるであろう。
「シン・仮面ライダー」は映画なのだろうか。
そんなふうにも考えている。
「シン・仮面ライダー」の監督、
庵野秀明氏による「キューティハニー」の実写映画も映画館で観ている。
そのことを思い出したのは、やはり同じように、映画なのだろうか、と思ってしまったからだ。