2023年ショウ雑感(その10)
昨日(3日)から開催中のインターナショナルオーディオショウ。
ソーシャルメディアに、老人しか来ていない──、
そんなことを今回も書きこむ人がいるのどうか。
昨日と今日、行ってきた。
まず感じたのは、若い人が増えていること。
それに女性の方も、あきらかに多かった。
男性に連れられて、という感じの方もいたけれど、
女性だけで来られている人が少なくなかった。
今日、入場受付をしていたら、隣りでは、
女性三人が受付中だった。
小さな女の子、その子の母親、そして祖母、
親子三代(みな女性)だった。
客層が明らかに変ったことを今年は感じた。
これが今後も続いていき、よい方向に結びついていってほしい。
昨日は、11時30分ごろに会場に着いた。
六階でエレベーターを降りたところで、
二人組の男性とすれ違った。
彼らの話し声が耳に入ってきた。
「このフロアは制覇したな」。そう言っていた。
開場は10時からだから、一時間半で彼らは六階の出展社をすべてまわってわけだ。
その時間の長さをいいたいのではなく、
「制覇した」という表現である。
「このフロアはとりあえず聴いてまわったな」だったら、わかる。
まずは各出展社をざっとまわったうえで、あとからじっくりということなのだろうから。
けれど「制覇した」である。
私は違和感をおぼえていた。