Date: 2月 5th, 2023
Cate: ジャーナリズム
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オーディオにおけるジャーナリズム(リーダーとマネージャー、それに組織・その6)

ステレオサウンド・グランプリは、ステレオサウンドのいわば看板記事のはずだ。
ステレオサウンド・グランプリをおもしろい、おもしろくない、
どう感じるかは別としても、看板記事であることには違いない。

なのに、どうしてなのだろうか、と、
Kindle Unlimitedで、ステレオサウンド 225号を読んでいて思った。

ピリウムのHerculesが選ばれている。
小野寺弘滋、三浦孝仁、山之内 正の三氏が書かれている。

三氏とも、書き始めはほぼ同じである。
ピリウムがギリシャの会社(ブランド)であること、
2014年に創業したことが書かれてある。

誰か一人が書けば済むことである。
というよりも、ピリウムは225号、つまり同じ号で紹介されているから、
そこでも同じことが書かれているわけで、
そういったことはステレオサウンド・グランプリでは省いても問題ない。

なのに三氏とも同じことを書くのは、どうしてなのか。
他に書くことがなかったのか。

ステレオサウンド・グランプリの担当編集者は、このことに気づいているのか。
気づいていて、そのまま誌面に載せたのか。
それともまったく気づいていないのか。

(その5)で、
ステレオサウンドの編集部の全員、照らし合せることをしないのか。
していないのであれば、編集者ではなく、編集捨になりつつある……、
そんなことを書いたが、看板記事でもそうなっているのか。

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