ジャーマン・フィジックス HRS130(とサウンドクリエイト・その7)
昨晩は、音楽好き、オーディオ好きな人たちが六人集まっていた。
四時間以上、あれこれ話をしていた。
スピーカーのことが話題になった。
となればジャーマン・フィジックスのことを私は話す。
私の話を聞いていた人は、ジャーマン・フィジックスに興味を持ってくれた。
なので、銀座のサウンドクリエイトで常設されているから、聴くことができる、と伝える。
ずっと以前、4343が売れていたころ、
4343というスピーカーがある、いいスピーカーだと話題になって、
聴きたいと思ったら、全国のどこのオーディオ店であっても、たいていは4343があった。
もちろん4343を置いてないオーディオ店もあっただろうが、
あの時代の4343の勢いはすごかった。
聴くのが難しい、とはいえなかったはずだ。
けれどジャーマン・フィジックスは違う。
十年以上にわたり、日本には輸入元がなかったし、
昨夏、やっと輸入が再開されたけれど、ここに行けば聴ける、とはいえなかった。
やっといえるようになったし、
そうなると、こちらも熱っぽく語ってしまう。
「でも聴けないんでしょ」という返事をきかずにすむということ。
これは、ずっとジャーマン・フィジックスのよさを伝えたいと思い続けてきた者にとって、
ほんとうに嬉しいことだ。
昨晩、ジャーマン・フィジックスに興味を持った人は、
近々サウンドクリエイトに行き、その音に触れるはず。