Date: 11月 4th, 2022
Cate: オーディオ評論
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オーディオ評論家の「役目」、そして「役割」(批評と評論・その5)

オーディオ評論とオーディオ批評の違いはあるのか。
あるとしたら、どう違うのか。

その4)を書いたのが2011年11月だから、十一年、続きを書かずにいた。
何も考えてこなかったわけではないが、
批評と評論の違いについて、何がはっきりといえるのか。
意外にも難しい。

ここにきて思うようになったのは、
批評は意見である。レベルが低い場合には感想レベルであっても、
それを言う人が、私の意見だ、と主張すれば、それは意見であり、
それがオーディオについて述べられたのであれば、
レベルの低い高いは別として、オーディオ批評となる──、
少なくとも私はそう考えている。

オーディオ評論も同じではないのか。
そう思われるかもしれないが、
評論は系譜とか歴史とか、物語があってのものである。

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