Date: 10月 28th, 2022
Cate: アナログディスク再生, 老い
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アナログプレーヤーのセッティングの実例と老い(その11)

今日、インターナショナルオーディオショウに行ってきたわけだが、
とあるブースでアナログディスクがかかっていた。

かなり高価なプレーヤーでの再生だった。
なのに奇妙なノイズがつきまとった音だった。
パチパチというスクラッチノイズではなく、ジョリジョリといった感じのノイズである。

ずっとつきまっているノイズだから、サーフェスノイズなのだろう。
だとしたら、こんなサーフェスノイズは聴いたことがない。
どう調整すれば(どう調整が失敗すれば)、
こういうジョリジョリといったノイズが出せるのか。

盤の状態がおそろしく悪いのかというと、そんな感じではない。

このブースのスタッフは、誰もこのノイズが気にならないのか。
こういうアナログディスク再生が行われていると、
悪い意味での老いということについて、あれこれ考えてしまう。

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