チューナー・デザイン考(マッキントッシュ MR89・その1)
マッキントッシュの本国のウェブサイトは、数ヵ月に一度くらいアクセスしている。
どんな新製品が発表になっているかな、という野次馬的な好奇心から見ている。
今回、チューナーの新製品、MR89に気づいた。
輸入元のエレクトリのサイトをすぐに見たけれど、まだ紹介されていない。
現時点での日本で取り扱われているマッキントッシュのチューナーはMR87のみだ。
MR87は、いま風のマッキントッシュのパネルになっているものの、
以前からのマッキントッシュのチューナーの面影は残っている。
チューナーという感じがする。
MR89は何も知らずに写真だけを見たら、チューナーと思わない人が多数だろう。
マッキントッシュにしては、やや薄型のプリメインアンプと思う人が多いはずだ。
実際にMA5300の写真と見較べてほしい。
左右に、マッキントッシュの特徴といえるブルーのメーターがある。
その下に丸いノブとプッシュスイッチが並んでいる。
中央には液晶ディスプレイがある。
いまのマッキントッシュのアンプのデザインそのままといえる。
これが最新のマッキントッシュのチューナーのデザインである。
これを新しいチューナーのデザインと受けとるか、
それともコストダウンのためのデザインと受けとるか。