Date: 6月 27th, 2022
Cate: オリジナル
Tags:

オリジナルとは(STAR WARSの場合・その3)

ジョージ・ルーカスはルーカスフィルムを、
2012年にウォルト・ディズニー・カンパニーに売却している。

このニュースをきいたときに思ったことがある。
ジョージ・ルーカスは最初のスターウォーズ、
つまりEpisode IVを全面的につくり直したい、と思っていて、
でも、それを実行するには大変な時間と情熱が必要となる。

けれど、自分にはそれだけのものが残っていない。
それで、つくり直すことをスパッと諦めるためには、
ルーカスフィルムそのものを売却し、自分の手から完全に切り離すしかない──と。

その1)で書いているように、ジョージ・ルーカス側は、
1997年に旧三部作がリマスター版され、劇場公開されたのだが、
このリマスター版をオリジナルと位置づけている。

フィルムの洗浄から始まり、デジタル処理も施された1997年公開版。
いまの処理技術を使えば、さらにすごいリマスター版に仕上げることも可能のはず。

先月、映画「シン・ウルトラマン」を観て、こんなことを思い出していた。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]