Date: 5月 22nd, 2022
Cate: デザイン
Tags:

日米ヒーローの造形(その5)

「シン・ウルトラマン」を映画館で観て、ほんとうにそうだ、と感じたのは、
その4)でも書いているように、
ウルトラマン(着ぐるみ)でないウルトラマン(CGI)の立ち姿は、
仏像そのものであるということ。

着ぐるみに人が入っていて演じていては、絶対に実現できなかった姿である。

仮に、アメリカの映画会社がウルトラマンをCGで作り出したとしても、
こういうふうには描かないはずだ。

「シン・ウルトラマン」は、日本でこその造形だ、と思うだけでなく、
最近のハイエンド・オーディオと呼ばれる製品のデザインを見ていると、
正反対の世界であるだけでなく、醜悪の方向に向っているようにも感じてしまう。

このことは、日本のオーディオだけでなく、欧米のオーディオ機器を見ても、
そう感じる。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]