瀬川冬樹氏のこと(その24)
1980年(だったと思う)のFM fanに、傅さんによる菅野先生と瀬川先生の記事が載っていた。
菅野先生のページには瀬川先生の、瀬川先生のページには菅野先生の、それぞれの囲み記事があり、
真に親しい間柄だからこそ出来る、軽い暴露的な話が載っていた。
瀬川先生は、「JBLの375とハチの巣は、菅野さんよりもぼくのほうが早く使いはじめた」と、
菅野先生は「彼は白髪を染めている」と書いてあったのを思い出す。
今日、1月10日は瀬川先生の生日だ。存命ならば74歳。
髪は真っ白になられていただろうか。
どんなふうになられていただろうか……。74歳の瀬川先生の風貌を想像するのはなかなか難しい。
つまり、それだけの時間が経っていること。
今年は、それをいつもよりも実感している。
あと20日もしないうちに、私も46歳になる。
瀬川先生と同じ歳になるからだ。