Date: 4月 15th, 2022
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ふりかえってみると、好きな音色のスピーカーにはHF1300が使われていた(その13)

昨晩、ヤフオク!を眺めていたら、
セレッションのDitton 15が出品されていた。

Ditton 15は割と出品されている。
今回のは、エンクロージュアなしである。
ユニットとネットワーク、銘板だけである。

欲しくなった。
Ditton 15は、20cm口径のウーファー、同口径のパッシヴラジエーター、
それにHF1300(トゥイーター)である。

Ditton 15はこれまでも何度か落札しようかな、と思った。
けれど、これ以上スピーカーを増やすほど、スペースの余裕がない。
なので見送ってきている。

そこに今回のユニット中心の出品である。
これならば、とりあえず手に入れて──、そんなことを考えてしまった。

ヤフオク!の写真には、ネットワークも写っている。
コイルが二個、コンデンサーが一個だけである。

ウーファーが6dB/oct.、トゥイーターが12dB/oct.なのだろう。
トゥイーターにアッテネーターはない。

ここから妄想が始まった。
ネットワークを直列式にして、ウーファー、トゥイーターともに6dB/oct.にする。

自分で鳴らすスピーカーなのだから、音量に気をつけていれば、
トゥイーターも6dB/oct.で特に問題はないはず。

これだけでも、かなり面白い結果が得られるのではないだろうか。
さらにスーパートゥイーターをつけてみたい。
候補はすでに考えている。

HF1300をトゥイーターにして、ウーファーは20cm口径、
そこにスーパートゥイーターという構成は、そのままスペンドールのBCIIである。

BCIIにはパッシヴラジエーターはついていないけれど、
このパッシヴラジエーターをどう取り扱うか。
エンクロージュアの形状は──。

内部配線材、吸音材、その他、こまかなところを含めて、
かなり具体的に、昨晩、数時間妄想して過ごしていた。

ならば落札するのか、となると、たぶんしない。
エンクロージュアがないから、置いておくスペースはある。
けれど、その前にやりたいことがたまっているからだ。

とはいえ、昨晩の数時間は楽しい時間だった。

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