GASとSUMO、GODZiLLAとTHE POWER(その14)
GASのデビュー作は、パワーアンプのAMPZiLLAである。
ステレオサウンド 36号(1975年9月発売)の新製品紹介の記事に登場している。
51号(1979年6月発売)に新製品としてGODZiLLAが取り上げられている。
なので、これまでAMPZiLLAが出て、
その上級機としてGODZiLLAが出てきたものだと思ってしまっていた。
けれど、AMPZiLLAの前に、GODZiLLAがあった、という話も耳にしていた。
それでもステレオサウンドのどこを見ても、そんなアンプは登場していないのだから、
AMPZiLLA、 GODZiLLAの順だと信じていた。
GASのTHAEDRAを昨晩落札したことを別項で書いている。
それでGASの情報を、改めて蒐集しようと検索してみた。
画像検索のみをしていたら、
いままで目にしたことのない、それでもAMPZiLLAによく似たアンプの写真がヒットした。
GODZiLLAとある。
AMPZiLLAをモノーラル仕様にしたアンプである。
なのでパワーメーターは一つだけ。
出力は8Ω負荷で250W、4Ω負荷で500W、2Ω負荷で1000Wとなっている。
まさにGODZiLLAだ。
このオリジナルGODZiLLAが世に出たのかどうかは、はっきりしない。
プロトタイプだけなのかもしれない。
まだまだ知らないことがある。
ソーシャルメディアが、その知らないことに出会わせてくれる。