2021年をふりかえって(その8)
(その6)へのfacebookのコメントに、こうあった。
秘伝のタレという表現を、揶揄する意味で使うことは、
実際に秘伝のタレを日々使い、数十年、それ以上守り続けている飲食店に対して、
失礼ではないか、と。
私もこのことは、秘伝のタレをネガティヴな意味で、
MQAを全否定する文章で見かけた時から、そう感じていた。
MQAについても誤解しているようだけど、秘伝のタレに関しても誤解している人たち。
同じように感じる人が、やはりいる。
なのに、秘伝のタレという表現の使い方について何も書いてこなかったのは、
こういう使い方をする人たちにそのことを指摘すると、
今度は「化学調味料たっぷり」といった表現を使ってきそうだから──、と思ったためである。
別項で書いている「不遜な人たち」の、品性のカケラもない表現というか、
言葉の使い方にソーシャルメディアに触れていると、どうしてもぶち合ってしまう。
来年はもっとそんなことが多くなるのだろう……。