Date: 11月 15th, 2021
Cate: 提言
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いま、そしてこれから語るべきこと(その18)

「トイレのピエタ」。
手塚治虫が死の前日、日記に書き残した作品のタイトルであり、
その構想が「トイレのピエタ」である。

インターネットで検索すれば、いくつかの記事がヒットする。

癌患者が入院先の病院のトイレの天井画を描き始める──。

映画「MINAMATA」の最後のシーン。
あの写真の撮影シーン。
あれもピエタである。

あの写真は、私だってずっと昔に見て知っている。
そのくらいよく知られている写真だ。

手塚治虫が知らなかったわけがない。

私には無関係とはとうていおもえない。

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