ワグナーとオーディオ(その7)
フルトヴェングラー生誕135年ということで、
2021年リマスターが発売になっている。
192kHz、24ビットでのリマスターで、
CDは44.1kHz、16ビットでしか聴けないわけだが、
e-onkyoでは192kHz、24ビットで、flacとMQA Studioで配信を開始している。
TIDALでも、MQA Studio(192kHz)で聴ける。
それでも「トリスタンとイゾルデ」はe-onkyoで購入した。
TIDALでも聴けるわけだが、e-onkyoを応援したいから、である。
そのフルトヴェングラーの「トリスタンとイゾルデ」を聴いていると、
これだけはステレオで聴きたい、と思う気持がわきおこってくる。
フルトヴェングラーのステレオ録音は、いまのところない。
私は、あるのではないか、と思っているけれど、表には出てこない。
もし願いがかなって、神様が、どれか一つだけステレオにしてくれる、というのであれば、
「トリスタンとイゾルデ」をいまは選ぶ。
若いころだったら、「トリスタンとイゾルデ」は選ばなかっただろうが、
いまは違う。