MQAのこと、グレン・グールドのこと(その2)
三日前に、グレン・グールドがMQAで聴けるようになった、と書いた。
その時点では、アルバム数はそれほどではなかった。
でもすべてがMQAで聴けるようになるには、かなりの時間がかかるのだろうな、と思っていた。
けれど今日、TIDALをみてみたら、かなりのアルバムがMQAで聴けるようになっている。
嬉しいことに、ハイドンもMQAで聴けるようになっていた。
44.1kHzの初期のデジタル録音であるハイドンも、
MQAで聴けることは、MQAの本質を理解している人ならば大歓迎のはずだ。
グールドだけでなく、ソニー・クラシカル、ソニー・ミュージックは、
急にMQAに積極的になっている。
ほかの演奏家のアルバムも、MQAでの数が増えている。
この方針転換の裏には何があったのだろうか。
何があったのかはどうでもいいことで、これはいまのところTIDALのみの強みである。
グールドの残りのアルバムも、そう遠くないうちにMQAで聴けるようになるだろう。