2021年ショウ雑感(その15)
日本インターナショナルオーディオ協議会が、
11月5日から7日、国際フォーラムでインターナショナルオーディオショウを開催する、
と発表している。
開催の決定。
素直に喜びたい。
開催の実現にあたって、事前予約になるようだ。
そうだろう、と思う。
けれど事前予約にしても、感染防止の対策はそうとうに大変なことになるはずだ。
そのことは協議会の人たちがいちばんわかっていることだろう。
来場者は、入場パスを首から下げて、だった。
ほとんどの人がきちんと守っていたけれど、
この入場パスひとつとっても、ファッションに強い拘りのある人なのだろうが、
こんなもの下げていられない、という人を何人か見ていた。
会場には警備の人たちがエレベーターの前に立っている。
エレベーターから降りてきた人たちが、入場パスを下げているかもチェックしている。
下げていない人がいた。警備の人が、下げてください、といっていた。
けれど、この人は警備の人に悪態をついていた。
残念ながら、そういう人もインターナショナルオーディオショウには来る。
こんな人に、どう対処するのか。
事前予約の予定のようだが、実際にはどうするのだろうか。
予約は日にちだけのなのか、それとも時間まで、となるのか。
そして人気のあるブースとそうでないブースとがあるのだから、
ブースの入場も予約制とするのか。
入場パスは、予約ごとに色分けするのだろうか。
警備の人たちも、例年以上の人数となるであろう。
マスクをずらす人もきっと出てくる。
マスクをしていては音がわからない、という人が絶対に出てくる。
こまかなことをひとつひとつ徹底しなければならないし、
考えられるかぎりのことを挙げて、対処をしていかなければならない。
当然、経費もかかることになる。
発表では、今年の開催も無料とある。
けれど、こういう状況下でも開催なのだから、
学生は無料で、大人からは入場料をとることを考えてもいいように思う。