MQAのこと、TIDALのこと(その2・さらに補足)
夜おそくなると、iPhone 12 proとHiByのFC3を使ってヘッドフォン、
そしてTIDALで音楽を聴くことが多い。
再生用アプリはAmarra Playだ。
TIDALにアクセスできて、MQA(コアデコード)に対応してくれているからだ。
FC3はMQAのレンダラーなので、iPhoneでコアデコードしておく必要がある。
先日、Amarra Playが1.26にヴァージョンアップした。
困ったことにFC3でMQA再生ができなくなってしまった。
音は鳴る。
ただしMQAではない。
Amarra Play(ヴァージョン1.26)が、勝手に96kHzにアップサンプリングしているためだ。
送り出し側で信号処理がされると、MQAはMQAとして再生できなくなる。
Amarra Playには、設定項目にPassthrough MQAがある。
これを使うと、信号処理なしになるのだが、
コアデコードもやってくれなくなるので、FC3でMQA再生ができないことは変らない。
ならばFC3ではなく、ほかの製品に買い替えればすむかというと、
この種のポータブルD/AコンバーターでMQAに対応しているモノの多くは、
MQAレンダラーであるから、症状としてはFC3と同じになる。
Amarra PlayにアップサンプリングのON/OFF機能があれば問題解決なのだが、
1.27で解消するのか、それとも変化なしなのか。