快感か幸福か(白黒つけたがる人たち・その2)
MQAを全否定する人は、きっと白黒つけたがる人なのだろう。
MQAのことだけではない、
何に関しても白黒つけたがる人は、そのことでひとり納得するのだろうか。
納得するほうが、ずっとラクである。
けれど、多くはひとり納得なのではないだろうか。
白黒つけることは、区別をはっきりとつけることであるだけでなく、
片方を全否定することにもつながっていく。
その結果、生じるのが摩擦であり、さらには対立へと変っていく。
摩擦、対立が何を生むと、白黒つけたがる人たちは考えているのだろうか。
考えたくない、考え続けたくない──、
そういう人こそが白黒つけたがる人のように思えてならない。