Date: 11月 30th, 2020
Cate: ディスク/ブック
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Solveigs Sang(その1)

二年前のオーディオインターナショナルオーディオショウのノアのブースで、
デ・ワールトのペール・ギュントがかけられた。

鳴ったのは、アメリングが歌っているソルヴェイグの歌だった。
ひさしぶりに聴いたソルヴェイグの歌でもあった。

アメリングって、こんなに素敵な歌手だっけ? と思うほどによく鳴っていた。
そうなると、ほかの歌い手によるソルヴェイグの歌を聴きたくなる。

Googleで検索してみた。
結果は、平原綾香のソルヴェイグの歌ばかりが上位に表示されていた。

私が求めていたのは、どの歌手が歌っているかのであって、
平原綾香もそのなかの一人であるのはわかっているが、
それでも限度というものがある。

この時、Googleは、あまり使えないな、と確信した。
ちなみにいま検索してみると、そうではなくなっている。

こんなことを思い出したように書いているのは、これもTIDALに関係してのことだ。
TIDALで、“Solveigs Sang”、“Solveig’s Song”で検索すれば、
かなりの数のトラックが表示される。

これを二年前のGoogleに求めていたのだが、
商業主義に毒されてしまったかのような結果しか表示しなかった。

ずいぶん知らない人が歌っているのを知った。
この人も歌っていたのか、ともおもった。

キルステン・フラグスタートも歌っている。
ちょっと意外な感じもしたけれど、フラグスタートはノルウェー人であることを思い出した。

ワーグナー歌いという印象が、どうしても強いために、
ノルウェー人だということを、つい忘れがちになる。

TIDALで検索しては聴き、また検索。
時間がかなり経ってしまうけれど、気づかされる、というか、
思い出させてくれることが、少なくない。

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