2020年ショウ雑感(その31)
コロナ禍がなければ、今月下旬にはインターナショナルオーディオショウだった。
オーディオショウの各ブースでは、
オーディオ雑誌の編集部が取材で写真を撮っている。
オーディオマニアも写真を撮る。
スマートフォンが普及して、スマートフォンのカメラの性能向上にともない、
写真を撮る人は、十年前よりもずっと多くなっていることだろう。
こんなことを、いまごろ書いているのは、
iPhoneを8から12 Proに買い替えたからである。
iPhone 12 Proには、LiDAR(ライダー)スキャナーが搭載されている。
LiDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)は、
レーダーが電波を用いているのに対し、ライダーは光を用いている。
それで何が可能になるのか、なんとなくわかっていても、
実際にLiDAR対応のアプリをインストールして使ってみないことには、実感はわかない。
三つのアプリをインストールした。
その一つ、3d Scanner Appが、なかなか、というか、
使ってみて、すごい、と感じた。
iPhoneで、こんなことが可能なのか、と使ってみると、驚くはずだ。
iPhone 12 Proと3d Scanner Appがあれば、
手軽に短時間で、3Dスキャンが可能になる。
オモチャ程度だろう、と最初は思っていた。
やってみると、なかなかすごい。
これならば、オーディオショウで写真を撮るだけでなく、
3Dスキャンする人が、今年は現れていたはすだ。