Date: 10月 5th, 2020
Cate: 映画
Tags:

TENET

今日は、映画「テネット(TENET)」を観てきた。
ストーリーについては、話題になっているし、
あれこれ語りたがる人はいるだろうが、
ここで書きたいのはストーリーとか映画の出来、感想ではなく、音である。

冒頭のキエフのオペラ劇場のシーンからそうなのだが、
いつもと音がずいぶん違うことに、すぐに気づく。

私はIMAXで観た。
東京ミッドタウン日比谷にあるTOHOシネマズで観た。

IMAXで観る時は、大半がここである。
だから、どんな音なのかはわかっているはずなのに、
「テネット」は最初の音が鳴ってきてすぐに、
スピーカーが変ったのだろうか、と思いたくなるほど、
いつもの音とはそうとうに違っていた。

とにかく、全体に硬質な音である。
ゴツゴツしている感触がある、といってもいいくらいである。
しかも音量も、他の映画の同じようなシーンよりも大きめのようにも感じた。

背景音、効果音、音楽、すべて硬質な感じが一貫している。
それに背景音も、かなり大きく、字幕があるからいいけれど、
日本語の字幕が読めない外国の人だと、
セリフの聴き取りもけっこう大変な感じもしたシーンもあった。

どうも、あえて、そんな音づくりをしているようである。
日比谷のTOHOシネマズのスピーカーが変っていないことは、
映画本編が始まる前の告知や予告編での音でわかる。

「テネット」の音は、オーディオマニアの私にとっては、
興味深くもあり、オーディオ的快感も感じたりするのだが、不快に感じる人もいよう。

ホームシアターを趣味としている人ならば、
ソフト化が待ち遠しいのではないだろうか。

私はテレビも持っていないので、
サウンドトラックが、どんな仕上がりなのかに興味がある。
11月に発売になる。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]