Date: 8月 22nd, 2020
Cate: 日本のオーディオ
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日本のオーディオ、これから(オーディオ店にて)

ホームシアターも扱っているオーディオ店、二店舗に行ってきた。
どちらも店も、スピーカーの展示コーナーには、
各社のスピーカーシステムが所狭しと並べてある。

昔のオーディオ店もそうだったのだが、
いまごろ気づいたのか、遅いな、といわれそうなのだが、
まず感じたのはスピーカーのサイズが全体的に小さくなっている、ということ。

小型スピーカーの数が増え、
日本のオーディオの特徴的といえるサイズのブックシェルフ型は、ほとんどない感じだ。

それだけでなく、日本のスピーカーも少ない。
まったくないわけではないが、それでも、棚の大半をしめているのは、
海外製、それもヨーロッパのブランドの、小型スピーカーばかり、といっていいくらいだ。

プリメインアンプのコーナーは、日本製が大半だったのは、昔と同じなのに、
スピーカーに関しては、ここまで様変りしていたのか──、
その現状をそのまま受け止めるしかない。

たまたま寄ったところがそうだった可能性も考えられるが、
どちらも、名前をいえば誰もが知っている店舗である。

ペアで30〜40万円あたりまでのスピーカーシステムということになれば、
どこもこんな感じの展示になっているのではないのか。

だからといって、さびしいという感じは、特にない。
それにあと5年から10年先には、中国のオーディオ・ブランドのスピーカーが、
棚の大半を占めている可能性も高い、と考えられる。

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