Date: 6月 24th, 2020
Cate: 価値か意味か
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価値か意味か(その5)

いま、目の前にあるスピーカーから、いい音が流れてきた──、とする。
その「いい音」というのは、
これまでオーディオに情熱、そのほかさまざまなものを注ぎ込んできた結果としての「いい音」のはずだ。

結果であるからこそ「音は人なり」となる、ともいえる。

そう考えながらも、「いい音」というのは、人によっては、答ということもある。
すべてのオーディオマニアにとって答とはならないのは、
すべてのオーディオマニアが問いを常に求めているとはいえないからだ。

結果としての「いい音」、
答としての「いい音」。

そんなことを考えている。

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