JUDY(その2)
昨晩、映画「JUDY」(邦題:ジュディ 虹の彼方に)を観てきた。
スマートフォンのアプリからの予約の段階でわかっていたとはいえ、
実際に映画館に行ってみれば、ガラガラだった。
「JUDY」はアメリカでは昨年9月に、イギリスでは10月に公開されている。
日本での公開は約半年遅れである。
これだけ遅れたのは、
アカデミー賞の発表を待って、という配給会社の思惑があってのことなのか。
主演のレネー・ゼルウィガーは、主演女優賞に輝いている。
派手な映画ではないのだから、受賞してから、というのもわかる。
けれど時期が悪かった。
新型コロナが流行っている。
電車に乗っていても、人が少ないように感じている。
月に二回ほど、東京駅から電車に乗る。
たいていは夜である。
エスカレーターで中央線のホームにあがると、人でいっぱいである。
それがいつもの光景であるのに、いまは人が少ない。
いつもなら、一本もしくは二本電車を待って乗るのに、
いまはそんなことしなくとも座って帰れるほどに空いている。
昨晩の映画館もそうだった。ロビーで待っている人が少ない。
人気のない映画を観てきているような感じでもあった。
3月7日、8日の映画ランキングで、「JUDY」は八位だそうだ。
私が観たのは9日だから、前日、前々日はそこそこ入っていたのか。
そんなガラガラの劇場で「JUDY」を観ていた。