Date: 3月 10th, 2020
Cate: High Resolution
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MQAで聴けるピノックの平均律クラヴィーア曲集第一巻

トレヴァー・ピノックを、熱心に聴いていたとはいわないけれど、
周りに熱心に聴いている人がいたものだから、
その人のところに行くと、必ず、とはいわないものの、かなり頻繁にピノックの演奏は聴いていた。

指揮者でもあるし、鍵盤奏者でもあり、
ピノックがバッハのゴールドベルグ変奏曲、パルティータを録音していたのは知っていた。
知っていただけで聴いてはいない。

ピノックの熱心に聴いていた人のところでは、もっぱら指揮者ピノックの録音だった。

4月に、ピノックのチェンバロによるバッハの平均律クラヴィーア曲集が出る。
まだ録音していなかったのか、とまず思った。

そして思ったのは、MQAで配信されるのかな、だった。

平均律クラヴィーア曲集の録音を伝えるタワーレコードのサイトをスクロールしていくと、
国内盤はMQA-CDであることがわかる。
5月20日発売となっている。

自分のシステムでは、あまり熱心には、というよりも、
ほとんど聴いてこなかったピノックなのだが、
MQA-CDで、しかも平均律クラヴィーア曲集となると、
聴きたい、という気持がぐんと強くなる。

なんて単純な男だ、と思われてもかまわない。
MQAでチェンバロ、それもピノックの平均律クラヴィーアである。

わくわくした気持で、CDの発売を待つのもたのしい。

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