Date: 1月 11th, 2020
Cate: ジャーナリズム, 広告
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「タイアップ記事なんて、なくなればいい」という記事(その6)

昨年末の(その5)で、
デノンのPMA-SX1 LIMITED EDITIONとDCD-SX1 LIMITED EDITIONのタイアップ記事は、
年が明けても続くのか──、と書いた。

まだ続いている。
音元出版のサイト、ステレオサウンドのサイトで、
交互に登場するようにしているのか、と思うほどに、いまもやっている。

facebookでオーディオ協会をフォローしている。
すると、デノンを取り上げた記事が表示され、
それによって一つ一つそれぞれのサイトにアクセスすることなく知ることができる。

こんなあからさまなタイアップ記事を次々に見せられると、
ステレオサウンドも音元出版となんら変わりない──、
そうとしかいえなくなる。

ステレオサウンドのサイト、ステレオサウンド・オンラインの編集部と、
季刊誌ステレオサウンドの編集部とは、どうも別なようである。

それでも、どちらにもステレオサウンドとついている。
会社名がステレオサウンドだから、ということなのだろうが、
この点に関しては、音元出版のほうがよく考えているのではないか。

音元出版は、音元WEBとか、オーディオアクセサリー・オンラインといった名称にはしていない。
新たな名称をつけている。

ステレオサウンドは、どちらにもステレオサウンドとつけている。
季刊誌ステレオサウンドとステレオサウンド・オンライン、
どちらも見ている人のどれだけが、それぞれ別の編集部だということをわかっているのだろうか。

そう思わせるように、あかてしているのだろうか。
だとしたら、ステレオサウンド・オンラインでのデノンのあからさまなタイアップ記事は、
季刊誌ステレオサウンドも、そうなんだろうなぁ……、と読者に思わせてしまう──、
そんなふうに編集部は考えたことがないのか。

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