2019年をふりかえって(その19)
このことは書くつもりはなかった。
けれど、昨晩、友人のAさんと食事をしていて、
マッキントッシュのことが話題になった。
私は、そのブログを読んでいないのだが、
Aさんが読んだ、マッキントッシュ・ユーザーのブログには、
購入してさほど経っていないアンプが故障してしまった、とあったそうだ。
やっぱり……、と残念ながら思わざるをえなかった。
2019年は、audio wednesdayで使っているマッキントッシュの製品に対して、
不信感が募った一年であった。
以前のマッキントッシュは違っていた。
その時点での最高性能を目指した製品ではないかわりに、
安心して使っていける信頼感が、しっかりとあった。
それがここ数年の製品からは失われつつある──、
というか失われている、といってもいい。
11月のaudio wednesdayでは、音を出している最中に、
突然プリメインアンプのMA7900の電源が、四回落ちてしまった。
再度電源スイッチを押せば、また問題なく使えるというものの、
音楽を聴いているのに、音が出なくなってしまうのは興醒めでもあるし、
不信感へとつながっていく。
CDプレーヤーのMCD350も、トレイに関して、不安定な動作をすることがある。
原因ははっきりしない。
いまのマッキントッシュの製品は、リモコン操作ができるように電子スイッチを多用している。
そのことと関係しているような気はする。
なんらかのノイズで誤動作しているようである。
おそらく修理に出しても、症状は再現できたりできなかったりするはずだ。
だからやっかいでもある。
とにかく昔のイメージで、マッキントッシュの製品は信頼性が高い、と思っている人は、
最近の製品では裏切られることもある、と心していたほうがいい。