世代とオーディオ(スピーカーとヘッドフォン・その6)
昨晩のaudio sharingの忘年会には、
50代二人、60代二人、70代一人が集まって、あれこれ話していた。
話していて、そういえば、と思ったことをきいてみた。
昔、高校に合格したときに、親にステレオを買ってもらった、というのは、
われわれの世代では珍しいことではなかった。
中学入学の時には万年筆を買ってもらった。
高価な万年筆ではなかったけれど、それでも一つ大人へのステップをあがったように感じた。
それまでの筆記具、鉛筆、シャープペンシル、ボールペンなどとは明らかに違う。
手入れも必要となる、その筆記具は小学生が使うモノではない、とその時感じていた。
いまはそのへんどのなのだろう。
中学生になったら、万年筆なのだろうか。
そうでないような気もする。
高校に合格したら、オーディオ?
これこそ、どうなのだろうか。
昨晩、集まった人たちも、みな知らなかった。
高校に合格したら、スマートフォンなのか。
でも、いまでは中学生でも使ってそうだから、
スマートフォンを貰って喜ぶのだろうか。
それこそヘッドフォンとヘッドフォンアンプ、D/Aコンバーターなのか。
高校に合格した祝いに、という発想そのものが、
いまではなくなっているのか、古いのか。