カセットテープとラジカセ、その音と聴き方(その1)
昨晩のaudio wednesdayは、ラジカセ的音出しがテーマだった。
プログラムソースはカセットテープのみ。
CDは一度も鳴らさなかった。
きっかけは、先月のaudio wednesdayで、
喫茶茶会記に、グッドマンの AXIOM 150をおさめたスピーカーが一基戻っていたことだった。
そういえば、以前、
B&Wの小型スピーカーが鳴らされていたころにあった記憶がよみがえってきた。
一本だけである。
モノーラルでしか鳴らせない。
けれどラジカセ的な音出しならば、むしろ、このほうが面白い、と思った。
喫茶茶会記には、ソニーのTC-K555ESXがある。
カセットテープを、一度余興で鳴らそう、と考えていた。
結局、これまでは時間がなくて鳴らすことなく終っていた。
今回は趣向をかえて、
スピーカー一本による、カセットテープのモノーラル再生をやろう、と、
先月のaudio wednesdayが始まる前から決めていた。
けれど、どのくらいの人が関心を持ってくれるか。
それにかけるソースが、どのくらい集まるのか。
私が持っているのは、グラシェラ・スサーナのミュージックテープ六本だけ。
常連の人たちだって、CD、アナログディスクはもっていても、
カセットテープとなると、持っていない可能性が高い。
そんな予想をしていたから、最初はゆるーく鳴らすのもいいかな、と考えていた。