第102回audio wednesdayのお知らせ(ラジカセ的音出し)
ラジカセといえば、私にとってはカセットテープのモノーラル再生である。
私が中学一年(1974年)のころ、
ステレオのラジカセはあったのだろうか。
あったのかもしれないが、中学生が小遣いを貯めた程度では手の届かないモノだったはずだ。
当時の中学生の私に買える範囲のラジカセは、すべてモノーラルだった。
私が買った(買えた)ラジカセは、だからモノーラルだった。
そのためだろう、私にはラジカセ的音出しとなると、
まずモノーラルによる音出しが浮ぶ。
ステレオラジカセが当り前になって、
最初のラジカセはステレオだった、という世代は、
私の世代よりもどのくらい下になるのだろうか。
五年くらいか、それとも十年くらいなのか。
それにスピーカーはフルレンジだけだった。
トゥイーターがついた2ウェイ仕様が標準のようになったのは、いつからだったのか。
フルレンジでモノーラルで、カセットテープの再生。
これが私のラジカセ的音出しということになる。