Date: 2月 9th, 2019
Cate: ラック, 広告
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LOUIS VUITTONの広告とオーディオの家具化(その5)

Bさんが購入しようとしているオーディオは、けっこうな価格である。
ヤマハのセパレートアンプは、コントロールアンプもパワーアンプも90万円(税抜き)する。

スピーカーもB&Wならば、どのモデルになるのかは知らないが、
同程度の価格のモノになるはずだ。

それにアナログプレーヤー、CDプレーヤー、チューナーと一式揃えるわけだから、
数百万円ほどになる。

そこにラックには、どの程度の予算を割くのだろうか。
ここがとても気になる。

オーディオマニアならば、高価なラックも当り前のように購入することになるだろう。
けれどBさんもBさんの奥さんもオーディオマニアではないのだ。

そういう人からみて、いまのオーディオ用ラックの値段はどうなのか。
高いと感じてしまうように思う。

ラックによって音が大きく変るんです──、
そんなふうにオーディオ店の店員は、Bさん夫妻に説明することだろう。
その説明を、どう受け止めるのか。

音は変ることは理解したとしても、
家具としてラックをみた場合に、どう判断するのだろうか。

ヤマハには、GTR1000というラックがある。
1980年代からあるGTR1の後継である。
ブラウンバーチとブラック、二つの仕上げがある。

武骨なラックではある。
けれどいまとなっては、とても良心的な価格のラックである。

Bさん夫妻は、GTR1000を選ぶのかもしれない。
そんな気もしている。

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