Date: 12月 10th, 2018
Cate: オーディオ評論
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「新しいオーディオ評論」(その10)

音元出版は、PHILE WEBを、いわゆるウェブマガジンとして創刊したのではないだろうか。
だからこそ音元WEBでもなく、オーディオアクセサリーWEBでもないわけだ。

Stereo Sound ONLINEは、株式会社ステレオサウンドのウェブサイトとして公開されたのではないのか。
公開後、試行錯誤しながら、現在の形になっている。

スタートがそもそも違っている、と私は捉えている。

Stereo Sound ONLINEを見ていると、
そして季刊誌ステレオサウンドを見ていると、
ステレオサウンド編集部は、株式会社ステレオサウンドから独立すべきではないか、と思う。

そして株式会社ステレオサウンドは会社名を変更してほしい。
そのうえで季刊誌ステレオサウンドの発売元になればいい、と思う。

Stereo Sound ONLINEのグラビアアイドルの記事を見ていると、
この記事(記事といえるのか)を担当した人は、
ステレオサウンドという名称に、まったく思い入れがないのだろう。
そう感じてしまう。

このブログで、ステレオサウンドに批判的なことを書いている。
それでも、ある時期までは、熱心な読者だった。
それゆえにステレオサウンドという名称にも思い入れはある。

私だけではないはずだ。
ある世代までは、ステレオサウンドを熱心に読んでいた時期がある。
そういう人たちは、少なからず、ステレオサウンドという名称に思い入れがある。
私は、そう信じている。

そんな思い入れをもっているオーディオマニアにとって、
今回のような記事は、その思い入れを無視されたかのように感じているのではないのか。

それにしても季刊誌ステレオサウンド編集部の人たちは、
今回のグラビアアイドルの記事が、Stereo Sound ONLINEに載ることをなんとも思わないのか。

思わないとしたら、彼らもまたステレオサウンドという名称になんら思い入れがないことになる。
それとも、何かを感じているのか。

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