2018年ショウ雑感(その23)
大阪ハイエンドオーディオショウで、ひとつとても気になったことがあった。
ショウの運営とか、そういうことではない。
来場者について、である。
インターナショナルオーディオショウでも、写真を撮る人はけっこういる。
音が鳴っている時でも撮る人はいる。
そういう人でも、遠慮というものがやっぱりあって、さっと撮って、というふうに感じていた。
大阪ハイエンドオーディオショウでみかけた人は、すごかった。
音が鳴っていて、こちらが坐って聴いているにもかかわらず、
器材の前、スピーカーの前に立って撮っている。
一枚や二枚ならば、こんなことは書いたりはしない。
もう何枚も撮っている。
しかもほんの少しだけアングルを変えて撮っている。
いちおう、こちらの方を向いて、すみませんねぇ〜、みたいな顔をしてみせるが、
基本的には、自分のことだけしか考えていない人なのだろう。
おそらくブログかウェブサイトで、それらの写真を公開するのだろう。
こういったオーディオショウに来る人は、なにもオーディオマニアばかりではないはずだ。
好きな音楽をいい音で聴きたい、とおもって、
オーディオに関心をもって来る人もいたとおもう。
そういう人が、こんな人と遭遇したら、どう思うだろうか。
ちなみに、その人は、私が入った次のブースでも、同じように撮影していた。