Date: 10月 25th, 2018
Cate: 日本のオーディオ
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日本のオーディオ、これから(韓国、中国は……・その1)

五年前にQUADの405を手に入れたときに、405について検索した。
ファンサイトがいくつかあった。
それらを見ていて、405のクローン基板が売られているのを知った。
AliExpressで売られていた。

価格は、かなり安い。
そして関連製品として、いくつかのアンプが表示される。
それらを見ていると、なぜ、この価格で提供できるのか、と不思議になる。

それから度々AliExpressを見るようになった。
クローンアンプの種類は増えていっている。

QUADの405の基板だけでなく、シャーシーも登場したし、
他のメーカーのアンプのクローンも出てきた。
マークレビンソン、ゴールドムンド、アキュフェーズ、クレル、
それからFMアコースティック、ダールジールなども、最近ではある。

どの程度のクローンなのか、そのレベルは買ってみないことにはわからない。
意外にしっかりとコピーしたモノかもしれないし、
値段相当でしかないのかもしれない。

それ以前に、こういうクローンを製造していることを、
全面的に悪と否定する人は、日本のオーディオマニアのなかには少なからずいよう。

褒められたことではない。
けれど、オリジナルそっくりのクローンアンプを製造できるようになったら、
それだけでも、そのメーカー(個人かもしれない)の技術力は、それだけ高くなっていく。

オリジナルとなるアンプを購入して研究しているのか、
あらゆる伝手を使って、回路図なり、技術的資料を入手しているのか、
とにかくそうやってクローンアンプを製造する。

これは単なる金儲けの手段とは思えない。

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